納戸をトイレに改造

10年来のご贔屓を頂いている橿原市のN様からお電話があり、「母の足腰が弱ってきてトイレへの行き帰りが辛くなってきた。出来れば部屋の中にでもトイレを作れないだろうか?」とのこと。

早速お伺いして拝見したところ、築80年程度のお家でトイレは二部屋ほど先にあって、床面が元の土間の高さになっているため、階段を2段降りなくてはなりませんでした。

そこで寝室横の廊下にある納戸を改造してトイレにする事を提案しました。早速ご賛同を頂き着工しましたが、なにしろ納戸のことですから水も電気も何も設備はありません。天井をやぶって電線を通し、床をめくって給水管と配水管を床下にぶらさげ、板戸ははずして壁と引戸にしてと、大変な工事となりました。最後に便器や手洗い器・手摺を付けて完成。

工事中は母屋に避難して頂いていた母上がようやく戻ってこられて、「うれしい」と笑顔で一言。
若夫婦(といってもお二人とも60代、失礼!)から「景山さん有難う」のお言葉と笑顔があり、私自身が「万歳」を三唱したい気持ちでした。

多額の費用と、工事中の面倒をお掛けしましたが、それまでのポータブルトイレを使う不自由さから開放されたお喜びとご満足を伝えて頂いて、この仕事に携わる私自身の大きな喜びでした。

景山 浩道

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