浴室改装工事完成しました。
タイルのお風呂からシステムバスへの入替え工事です。
ご主人様が年を重ねると共に、お風呂に入りにくくなって来られてのご依頼でした。
昔のお風呂では、洗い場から浴槽に入る際、高さが極端に低くなるので、浴槽に入るときに前のめりになります。手すりなどがない場合は、体が不安定になったり、また、ついつい蛇口をつかんだりと知らず知らずのうちに危険な動作をしてしまいます。
システムバスのメリットは、
■ユニバーサルデザイン
小さな子どもから年配の方まで誰もが使いやすい形になっていて安全です。
■お掃除がしやすい
壁パネルは表面がツルツルしているので、カビも付きにくい
床も汚れが落としやすい素材
■お湯が冷めにくい
断熱材が入った浴槽なので、お湯が冷めにくく、追い焚きの必要がない
等々、特に健康に関することにおいてはメリットがたくさんあります。
今回の事例のK様邸では正面に窓があるので、”鏡が付けられない”などの事情がありましたが、右壁に付けるなど工夫をして納めさせていただきました。
できあがったら何でもないように見えますが、実は工事の前に段ボールで型取りした原寸大のカウンター、鏡を当てて位置を確認、入念に取付け位置を打ち合わせさせていただきました。
before
腰高までタイルのお風呂。冬はかなり寒い。浴槽の高さが低く入るとき前のめりになる。
浴槽は奥行が狭く、足が伸ばせない。
after
浴槽の高さは洗い場とほぼ変わらず入りやすく。
カウンターがあるので洗面器を置いたとき前かがみにならない。
今までなかった鏡があるので、メイク落し、髭剃りに重宝。
シャワーのホースの付け根は左右どちらに付けるか最後まで検討しました。
弛みやホースが邪魔にならないかなど・・・・
今回のように標準で付かない部材があるときなども、実際どのように納まるか事前に十分検討してから進めさせていただいております。
”ウチは狭いから・・・・・”
”縦長の形だから・・・・”
”窓が2ヵ所あるから・・・・”
他社で無理ですと言われた方もお気軽にご相談ください。
お風呂に入るのが楽しみになる改装を提案させていただきます^^
リプラ 瓜阪 八生樹