少し前の事ですが、久し振りの山歩きで、伊吹山に登ってきました。
学生時代にはよく行っていましたが、就職してからはとんとご無沙汰で、
四十数年振りの事になります。例によって晩酌でご機嫌な時に、
「いきましょう」と誘われ、例によって「うんうん」と返事をした結果です。
決行の一週間前に靴を買いに行き、ろくに足慣らしもせずに
標高220Mの登山口から1377Mの山頂まで、約7kmの行程です。
一合目で3人の脱落者が出た時に芽生えた不安は、三合目では大きな塊になっていました。
しかし「ここがギブアップの最終地点です。ここから先では引き返せません。
山頂まで頑張るのみです。」のコールに一人も手を挙げない事が私の不運でした。
五合目までは何とかなったものの、その先七合目では後悔の念で一杯で、
八合目から九合目では息切れが酷い上に足も痛くなり、
最後の岩場では本当にこのまま死ぬのかと思いました。
しかし持ち前のガンバリズムと、戦前生まれの意地を見せるのは今しかないと、
必死の覚悟で頂上に辿り着きました。
良く晴れたお天気のお陰で素晴らしい眺めでしたが、達成感を覚えるよりも、
これで家内にバカにされずにすむという安堵の気持ちの方が強かったのが、本当の所です。
登頂の証拠写真を今見ても、ヤレヤレという気持ちと、呆然とした気分だけが感じられます。
事実女房は高山植物の小さな花がとても可愛く印象的だったと言うのですが、
私には殆どそんな記憶は有りません。とにかくこれからは少しぐらい酔っても、
山行きの誘いにだけは絶対乗らない様にしなければと、強く思った次第です。
景山 浩道
おかあさんの愛情
次女と甥っ子は同じ年の高校一年生
やっと受験が終わったかと思ったら、、、、
一年から大学受験の勉強です。
共通しているのは
母親が熱心!
一年になったばかりなのに
妻、妹ともに、進学塾へ行かせています。
やっと受験勉強終わったんやから、ちょっとはゆっくりさせてあげたらと思うのですが、
世間ではそうは行かないようで、、、、
次女も部活でくたくたになりながらも、帰りに塾通い。
帰宅は10時半ごろ、
翌朝は朝早くから部活の朝練。
いい大学に入るための勉強であるのはわかりますが、本人のやる気も限界があるように思います。
私から一言言わせてもらうと、妻、妹ともに
「自分の高校時代はどうやったん?」
と聞きたいです^^
特に妹は間近で見て見て来ましたから(笑)、「少なくともあんたの時より勉強してるよ」と思うのです。しかも母から「勉強しいや!」と言われた時は「わかってる!!」と口答えしていたのに・・・・(笑)
妻の高校時代を比べても、やはり娘の方が頑張っているのです。
ただ、裏を返せば、おかあさんとしての愛情は妻、妹ふたりともいっぱい!いっぱい!注いでいるのだなとも思います。
口うるさいのと、愛情は紙一重かも知れませんが、父親にない視点を持って子供に接してもらっています。次女も母親になったとき同じように「勉強しなさい」と言うのでしょうか?将来が楽しみです^^
店長 瓜阪 八生樹